施工実績

国立療養所東北新生園 社会交流公園整備工事

 

施工担当者より

 東北新生園の入所者様は、故郷を離れて、ハンセン病後遺症や高齢化に伴う各種合併症の治療のため、長期療養生活を送っています。今回施工した三重塔は、東北新生園での長い歴史を地域情報発信するとともに、皆様の憩いの場と、新たな「新生園の顔」になる建物として建設されました。
 三重塔の特徴は、2層目の床高より相輪のトップまで9mの芯柱が入っているところです。ただ今回は、従来の三重塔のように1層ずつ上げていく形をとらず、1層目から3層目まで通し柱で矢倉状に組んだ骨組みを先に建て、管柱で各層を組上げて行く構造となっています。
 最後に厳しい工期ではありましたが、工事関係者様みなさまのご協力並びにご尽力を賜り工期内に発注者様にお渡し出来ました事に深く感謝申し上げます。

伊藤政隆

発注者 官国立療養所東北新生園
設計 株式会社 松本純一郎設計事務所
監理 株式会社 清水公夫研究所
設計監理協力 株式会社 氏家建築設計事務所
規模

木造

地上1階建(3層) 18.80㎥

延床面積 9.00㎡

建物最高高さ 12.898m

工期 令和5年3月2日~令和6年3月22日
竣工 令和6年3月27日
場 所 宮城県登米市

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