施工実績

東北森林管理局 岩手南部森林管理署

 

施工担当者より

 本建物は、春になると樹齢350年にもおよぶ彼岸桜(県の天然記念物に指定されております。)が咲き乱れる水沢公園の南側にございます。
 平成20年の岩手・宮城内陸地震の影響により庁舎職員の方々も治山事業の復旧作業に追われ仮庁舎へ移動する事が出来ず、新築場所のみ一部解体し既存庁舎を利用しながら工事を進め、完成後引越しを行った後に既存庁舎を解体するといった大変な工事でしたが庁舎職員、近隣の皆様のご理解を頂き短期間ながら無事完成することが出来ました。
 建物のご紹介をさせて頂きますと、玄関を入ると高い吹き抜けのホールがあり岩手県産のナラ材の無垢フローリングが出迎えてくれます。遠慮無く土足でお上がり下さい。事務室にはいると唐松の大断面集成材で構成された木造とは思えない広い空間となっています。また、署長室に置かれたペレットストーブは寒い冬場に訪れた来客者を暖かく癒してくれると共にバイオマスの利用促進を図っております。
 是この建物の目玉は何といっても青森ひば、岩手県産の唐松、赤松、杉、ナラ等ふんだんに使われた木材です。使われた木材は全てフェアウッド促進事業として合法性・持続可能性が証明されたものを使用しております。
 4月には水沢公園の桜も咲き始めますので花見見物と併せて御覧になってみて下さい。

工事所長

大志田 聡

 

発注者  東北農林管理局 岩手南部森林管理署
設 計  有限会社 佐々木章設計事務所
竣 工  2010年3月
構 造  木造2階建
延床面積  498.40㎡
場 所  岩手県奥州市

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